大阪で上演中の坂本龍一のバーチャルライブ「kagami」が大阪関西万博以上
RYUICHI SAKAMOTO & TIN DRUM の「KAGAMI+」の初回上演に行った感想とおすすめポイントを綴ります。
2026.6.27〜10.12、大阪のVS.(グラングリーン)で開催中の
RYUICHI SAKAMOTO & TIN DRUM 「KAGAMI+」
2026.6.27 10:00からの「RED」初回の上演を観て、あまりに感動したので、詳細レポートをしたいと思います。
まず、今回の公演の概要です。
RYUICHI SAKAMOTO & TIN SAKAMOTO
KAGAMI+
会期:2026年6月27日(土)〜10月12日(月・祝)
開館時間:10:00〜20:00(日時指定券)
休館日:月曜日(祝日、連休の場合は祝日明け平日)
会場:VS.(グラングリーン大阪うめきた公園ノースパーク)
料金:RED TICHET:15,000円、BLUE TICKET:4,500円、
チケット:https://sakamoto-kagami.com/
観覧できるプログラム
RED TICKET:「KAGAMI」約50分のMR(複合現実)コンテンツ映像観覧
BlUE TICKET:「KAGAMI」体験版約15分のMR(複合現実)コンテンツ映像観覧
RED、BLUE共通:
「TIME, TIME」坂本龍一+高谷史郎
「Playing the Piano 2026-D」坂本龍一
「Musics - Open reel listening」坂本龍一
KAGAMIは2023年ニューヨークから世界各地で上演
坂本龍一は日本のミュージシャンですが、今回の「KAGAMI」は、坂本龍一とTin Drumが4年間かけて制作したプロジェクトです。最初の上演は2023年ですが、日本発ではなく、ニューヨークで世界初演。その後、ロンドン、マンチェスター、台北、シンガポール、メルボルン、イタリア、イタリア、香港で上演。今回、日本で初めての上演、しかも、東京ではなく大阪での上演となりました。
KAGAMIの鑑賞方法は、ヘッドセットを着けます。上演が始まると、坂本龍一がグランドピアノを弾く様子が三次元映像技術で蘇ります。映像解像度は粗いものの、そんなことは微塵も気にならないほど感動します。というのも、観客は座って観るだけなく、立ちあがって歩き回り、360度自由に近づくこともできます。つまり、坂本龍一の演奏している手を間近で観ることもできるのです。
これは、リアルのライブコンサートでもできない体験です。今回の上演はリアルのコンサートとは違う、リアルコンサート以上の感動があります。演奏中は、楽曲に合わせたTin Drumによる幻想的で美しい映像が流れ続けます。大阪関西万博のパビリオンで観た感動が、すでに2年前の2023年には上演されていたのです。ある意味、大阪関西万博前に日本で上演されずに良かったと思います。なぜなら、KAGAMIを体験した後だとパビリオンの上映コンテンツの多くが感動できなかったと思うからです。
↑この動画でKAGAMIの上演イメージを掴んでみてください。
「TIME, TIME」坂本龍一+高谷史郎
ダムタイプの高谷史郎と坂本龍一が制作した最後の作品です。
日本の伝統楽器、笙(しょう)の音色、水、田中泯の踊り、映像とのコラボレーション映像。
「Playing the Piano 2026-D」坂本龍一
坂本龍一の過去の演奏データを、彼が長く向き合ってきたグランドピアノで再生する特別なプロクラム。2025年9月、同じ会場VS.で開催した「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」では、連日多くのお客様がこのピアノの周りに集まり、鍵盤に宿る坂本龍一の演奏の記憶に静かに耳を傾けていた。
2026年度は、本展のメインプログラムである「KAGAMI」に呼応するよう、本人の演奏データから新たに7曲を選んだ。
Set list
Aubade 2020
Perspective
Put Your Hands Up
Reversing
Bolerish
Dear Liz
Seven Samurai
「Musics - Open reel listening」坂本龍一
オープンリールのアナログテープで再生される、坂本龍一のオリジナル・アルバム。
非圧縮のマスターファイルから丹念に作られたこれらのテープは、坂本龍一がスタジオで聴いていた響きを再現します。坂本龍一が愛した音の世界に身をゆだね、その作品世界を体感ください。
オープンリール再生作品:
「音楽図鑑」(1984)
「エスペラント」(1985)
[CHASM(2004)
Tout of noise - RI (2009 / 2024 re-mastering)
[async (2017)
「12」(2023)
時間はたっぷり確保しておくことをおすすめ
私は初演の2026年6月27日(土)10:00のRED TICKETを予約していました。
10時すぎに会場に入場し、RED上演のスペースに案内されます。REDには椅子が円状に配置され、観客は全員座って鑑賞できます。座席は自由ですので、入場した人から好きな座席に座ることができます。ここで注意なのが、メガネをかけている人です。鑑賞に必要なヘッドセットはメガネ不可なので、視力矯正をRED会場入口前で行う必要があります。この作業に時間がかかりますので、メガネの方は、どうしても入場が後になってしまいます。
では、どの席が良いのでしょうか?
360度、どこからでも観れるので、どこでも良いんじゃないの?と思われるかもしれません。しかし、360度だからこそ、座る席によって、ピアノ演奏している様子も、どの角度か決まるわけです。
私は偶然ですが、真横からピアノ演奏する坂本龍一の様子が良く見える座席でした。他のほとんどの観客が座席から立ち上がり、思い思いの場所で立って観ていたのですが、私はほとんどの時間を座ってゆっくり鑑賞しました。つまり、座る座席位置でかなり印象が変わるということです。
私が座った席は、入り口からまっすぐ左手の奥、椅子と椅子の隙間左側の端の席です。座席位置について気になった方はコメントいただければ。




